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芝生の更新作業は、綺麗な芝生を育てるのに大切な手入れです。

サッチング 芝生の更新作業

皆さんこんにちは。芝生のシーズン到来が待ち遠しい芝奴隷の芝太郎です。

芝生の更新作業は芝活の中でも一番地味で大変、そして心を痛める作業です。そんな気持ちを少しでも芝奴隷のみんなと共有したくてこの記事を書いています。

芝生の更新管理って何?と思う方も多いと思います。 芝生の更新管理とは、植えて年月が経過した芝生をリフレッシュさせてあげる芝生の手入れ方法です。綺麗な芝生を育てるために、すごく大切な芝活のひとつなので、今回は芝生の更新管理について話をしてみたいと思います。

芝生の更新作業をまだ知らない方は参考にしてください。もうすでに「更新管理なんて知ってるよ」という芝奴隷の方は、今年も芝生の更新作業を頑張りましょう。

まずは芝生の更新作業とは何かを知ろう

芝生を植えてから2年や3年目になって、芝生の成長が衰えてきたと思ったことはないですか?。それは芝生の土が固くなったり、芝生の通気性が悪くなっているのが原因かもしれません。

芝生は、植えて月日が経つと徐々に元気がなくなって来ます。これは、芝生を植えて時間が経つと、人によって踏み固められたり、水の浸食作業で芝生の土が固くなってしまうからです。

また、枯れた芝生の根や、芝刈りの刈りカスなどが蓄積した「サッチ」というものが蓄積して、芝生の中の通気性が悪くなったり、病原菌は発生しやすくもなります。

このような状態では、芝生の根が育ちにくくなったり、根に十分な酸素を送り込めなくなり、徐々に芝生が元気に育たなくなっていきます。

これを解決するために、エアレーション、コアリング、スライシングによる芝生の根切りなどで芝生が元気な状態に育つような状態に戻すことを「芝生の更新作業」っていいます。

サッチングでサッチを取り除く

サッチングとは芝刈り時に残った芝生の刈りカスや、枯れてしまった芝生の根でなどの「サッチ」を取り除く作業です。

サッチングの方法は、別のサイトで詳しく紹介しているのでご覧ください。

サッチングは更新作業のでも体力的に一番辛い作業だと思います。芝太郎は金属製の熊手を使ってサッチングをしているのですが、熊手を上から押さえつけるようにしてサッチを掻き出さないと、芝生の中のサッチを綺麗に取り除くことが出来ません。そのため少し中腰の姿勢になってしまい、長時間続けていると腰がすごく辛くなってきます。また熊手を押さえつける腕もパンパンになってきます。

お金持ちの芝奴隷であれば、電動サッチングマシンや電動ローンコームなど、機械の力でサッチングができるのですごく羨ましいです。

サラリーマンで、しかもお小遣いの中から芝活の費用を捻出する芝太郎にとっては、そのような機械を所有するのは夢のようです。仕方なく金属製の熊手で毎年コツコツとサッチングをしています。

芝太郎が今一番気になる芝活グッズとして、このサッチング作業を楽にしてくれるガーデンレーキという商品があります。今、芝太郎の脳内でイチバン欲しいものとなっています。

ガーデンレーキは、熊手にタイヤがついたような形状をしており、しかも価格はリーズナブルな7000円台!。これであればお小遣い制の家庭で、つつましく生きている芝太郎でも購入することができそうなので、今年の更新作業に間に合わすか悩んでいます。

サッチング以外でサッチを取り除く方法

芝生のサッチを取り除く方法として、サッチングの他にも二通りの方法があります。

サッチ分解剤を使った除去方法

一つはサッチ分解剤を使ったサッチの除去方法です。バチルス菌という菌が芝生のサッチを分解する性質を利用して、年に2回ほどサッチ分解剤を散布すれば、時間をかけてじわじわとサッチを分解することができます。

この方法はサッチ分解剤を芝生に散布するだけなので、すごく楽でおすすめなサッチ除去方法です。サッチ分解剤の購入コストが必要なのが難点です。

効果が大きい芝焼き

もうひとつのサッチ除去方法として「芝焼き」という方法があります。

奈良の公園で毎年行われていることでも有名な「芝焼き」は、枯れた芝生を燃やすことによって、サッチの除去や芝生に良くない菌などを殺菌すことができ、すごく合理的な方法です。ただし、住宅密集地などでは、煙も出るし火事になってしまうリスクがあるので、芝太郎の場合は芝焼きを導入することができません。

芝奴隷の中には、芝焼き用のバーナーなどを使ってこの芝焼きをしている方もいらっしゃいます。燃えた芝生の灰は、肥料にもなるので芝生にとっては芝焼きが一番良い更新方法なのかもしれませんね。

コアリングで芝生に穴をあける

芝太郎は長い間「スパイキング」はしていません。その代わり毎年「コアリング」という作業をしています。

スパイキングは芝生に穴を開けるだけで、古い芝生の土を抜き取ることができません。もちろん根切りの効果も多少あるのですがコアリングであれば、芝生の下の土固まった土を抜き出すことができ、なおかつ根切りの効果もあるので、コアリングの方が効果が高いと考えています。そのため、スパイキング作業はせずに、コアリングだけで更新作業を済ませています。

電動ドライバーを使ったコアリング

芝太郎が昨年から取り入れてるのが、電動ドライバーを使ったコアリングです。

固くなった芝生の土は、ローンスパンチではなかなか穴を開けることができません。雨上がりの次の日とかであれば、簡単にローンパンチで芝生を穴を開けることができるのですが、乾燥した日が続くと芝生の土が固くなってしまい、ローンスパンチに体重をかけても、先端がなかなか土に突き刺さってくれません。

そこでSNSで他の芝奴隷さんがやっていた、電動ドライバーを使ったコアリングというのを昨年、試して見ました。これがすごく楽に芝生に穴を開けることが出来たので、今年からコアリングのメイン作業は、この電動ドライバーを使おうと考えています。

芝太郎はインパクトドライバーを所有しているので、このインパクトドライバーの先に、木工用の太めのドリルビットを取り付けて芝生に穴をあけています。本来ならば、土に穴を開ける用のアースドリルが欲しいのですが、インパクトドライバーに装着できる細めのアースドリルがないので今のところ木工用のドリルビットを使用して芝生に穴をあけています。

注意点としては、電動ドライバーによるコアリングは、面白いように作業がはかどるのでついつい穴をたくさん開けてしまいがちになります。

でもその後が大変です。コアリングは芝生に穴を開けた後、その穴に目土を入れないと、芝生の根が乾燥してしまい芝生にとって良くありません。調子に乗って穴を開けまくった芝太郎は、その後、芝生の穴に土を入れるのにすごく苦労しました。

目土入れで芝生を活性化

目土入れは、芝生の上から目土や目砂を「うっすら」とかける作業のことです。芝生の土を活性化することができて、芝生の発育を促すことができます。

目土入れの方法は、別のサイトで詳しく紹介しているのでご覧ください。

芝太郎の庭は粘土質のため水はけが良くありません。なので芝太郎は目土の代わりに目砂を撒くようにしています。でも全体に目砂を入れているわけではありません。過去に芝生を増設した時に出来た芝生の凸凹を治す目的で、平らになるように毎年少しずつ目砂を入れています。

目土や目砂は入れすぎると芝生のグランドレベルが徐々に上がってしまうので、毎年する必要は無いと思います。

芝生の更新作業まとめ

芝生の更新作業っていうのはすごく地味な作業です。でもこれをやらないと、綺麗な芝生を育てることができません。毎年、そしてコツコツと定期的にやることで、芝生にとって状態が良いコンディションが長く続き、綺麗な芝生を維持することができます。

芝刈りをサボったら、芝生が伸びて目に見えて芝生がみすぼらしくなるし、芝刈りをしたら、スッキリきれいな芝生をすぐに実感することができます。でも、芝生の更新作業って、多少サボってもすぐに問題にならないので、先送りしてしまいがちですね。

コアリングやエアレーションで芝生を傷つけることに心を痛めながらも、将来の綺麗な芝生のために淡々とする芝活、それが芝生の更新作業です。

俺は「電動工具でサッチングするんだ」というリッチな芝奴隷の方はウラヤマシイです。

そして憧れます。芝太郎は、お小遣いの中で毎年できる範囲で、コツコツと芝活をやり続ける芝奴隷なのです。もっと楽な更新作業のをご存知の方は、またアドバイスください。

芝生の更新作業
著者プロフィール
芝太郎

庭で芝生を育てる芝生大好きの芝太郎です。芝生経験は10年目に突入。様々なトラブルを乗り越えながら庭の高麗芝を10年に渡って育てています。
芝活のコンセプトは「お手軽にきれいな芝生を育てる」です。

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