3万円で揃える芝生の手入れ道具

芝生の手入れ道具

こんにちは。芝太郎です。

芝生は、植える時よりも、維持管理するほうがお金がかかると言われていますね。これから芝生を植えようと考えている人は、芝生の道具にいくらぐらい必要か気になりますよね。そこで、今回は、3万円の予算で揃える芝生の手入れ道具を考えてみました。

芝生は植えてからが大変です。きれいな芝生を維持するためには、定期的な芝生の手入れが必要となります。

芝生の手入れには一般的な園芸道具で代用できる作業もありますが、多くの作業は芝生専用の道具も必要となってきます。芝太郎自身も、これだけ芝生用の道具は必要になるとは思ってもいませんでした。

予算3万円であれば、一般的な芝生の手入れをほぼまかなえる道具を揃えることができます。

ただし、効率的な芝生の手入れのためには予算は不十分です。手作業での道具が中心となるので、5万円、10万円で揃える場合と違い、多少労力が必要となります。

なお、3万円の道具の中には、散水ノズルのような一般家庭にすでにお持ちであると考えられる道具は含んでいません。芝生の面積に大きく影響する肥料や除草剤などの消耗品も含まないことにしました。

3万円で揃えるための考え方

3万円の予算であれば、一般的な芝活に必要な道具をほぼ揃えられると思います。ただし、十分な予算があるわけではないので、なんでもかんでも購入するわけにはいけません。本当に必要な道具と、手作業や他の道具で代用できる場合は、購入を諦めることにします。

それでは3万円で芝活を始めるための、ポイントを絞った道具のチョイスを考えてみましょう。

芝刈り機

芝刈り機は芝活に必須の道具で、これがないと芝生を刈ることができません。(狭いの面積の場合は除く)シーズン中は常に使うことになるので、使い勝手の良いそこそこ高性能な芝刈り機を選ぶ必要があります。そのため、3万円の半分近く、14,000円を芝刈り機の購入に使います。

この価格帯の芝刈り機を選ぶ場合は、手押し式(手動)の芝刈り機の中から選ぶことになります。電動芝刈り機なら体力的にもかなり楽になるのですが、総額3万円の中で考えるのであれば、予算オーバーになってしまうので、体力でカバーしましょう。

基本的にこの価格帯の芝刈り機であれば、性能的には十分ですが、選ぶポイントとしては、刈り幅をなるべく広い商品を選びましょう。刈幅が広い分、芝刈りで往復する回数が少なくなるので、芝刈りも楽になります。

キンボシ GS ハッピーバーディーモアーDX GSB-2000H 16,900円

この金額で芝刈り機を選ぶのならば、キンボシの「GSハッピーバーディーモアーDX GSB-2000H」がオススメです。

キンボシは、園芸用品を幅広く販売するメーカーで、刃物の切れ味などにも定評があります。この「GSハッピーバーディーモアーDX GSB-2000H」の特徴は、刃調整が不要なこと。一般的なリール式の芝刈り機では必要になる「刃と刃のクリアランスの調整」が不要なので、芝刈りをやろうと思ったらすぐにすることができます。

またラッビング(刃研ぎ)をすることで、切れ味を復活することができるので、長期間使用できる芝刈り機になっています。

芝太郎は「GSハッピーバーディーモアーDX GSB-2000H」と一つ前のモデルを使用していますが、購入後10年間使用していますが、いいだに現役で使用しています。

芝刈りハサミ

芝刈りハサミはエッジ部分の仕上げやキワ刈りに使用します。芝刈り機は壁際などの芝生の端部分は刈ることが出来ないからです。

予算に余裕がある場合は、電動バリカンを使用して仕上げを行うのですが、3万円の予算では諦める必要があります。そのため、本来は電動バリカンで刈ったほうが良い箇所も、芝刈りハサミを使って刈ることになります。

芝刈りハサミって何回も握る作業が必要になるので、意外と疲れます。そのためなるべく使いやすい芝刈りハサミを購入することにします。

キンボシ 回転式芝生鋏 2104 (刃渡160mm) 2,160円

この芝刈りハサミは、刃渡が160mmもあるので、一度の握りで多くの芝生を刈ることができ、効率的に芝生を刈ることができます。

また、刃の角度が3段階で回転できるので、使いみちに合わせて刃の角度を変えることができるすぐれものです。例えば、壁際の場合は握る角度と刃の角度が同じ方が作業しやすいです。地面に生えた芝生を刈る場合は、握る角度と刃の角度が90度になっているほうが作業しやすいと思います。

園芸用の刃物で定評のあるキンボシの商品なので、切れ味も抜群で、長く使うことができます。あまり低価格の商品を選ぶと、すぐに切れ味が悪くなってしまうので、長く使える、切れ味の良い刃の商品を選びましょう。

ローンパンチ

園芸では使用することがない道具がローンパンチです。芝生の下の土を抜き取ることができる芝生用に考えられた道具です。芝生を長く育てる上で欠かすことが出来ないエアレーション作業です。頻繁に使用する道具ではなく、年に数回使用するだけになるので、なるべく低コストで揃えてしまいましょう、

キンボシ ローンパンチ Jr  1,548円

ホームセンターでも購入できる低価格なローンパンチです。切れ味はそこそこですが、土が固い場合はかなり体重をかけないと土に刺さりません。逆に、雨あがりなどで地面が柔らかい場合は、サクサクと作業が進むのでおすすめです。

予算に余裕がある場合は、抜き取った土を集める機能がついた商品もあるのでおすすめです。

ターフカッター

ターフカッターは芝生のエッジ仕上げに使用します。また枯れた部分の植え替え(補植)にも使用します。

金額もそれほど高くないので、購入しておいて損はないと思いますが、先の尖ったスコップとか鎌で代用できるので、予算が足りない場合は諦めてもいいと思います。

キンボシ GS ターフカッターJr 4013 1,518円

ホームセンターでも購入できる低価格なターフカッターです。芝太郎は、エッジ部分の芝生を綺麗にするために、数センチをターフカッターで根切りをして剥がしています。ターフカッターなどの刃物はm高額なほど切れ味が良いのですが、頻繁に使用する道具ではないので、この価格帯のターフカッターの切れ味で十分だと思います。

サッチング道具

芝生の更新作業に必ず必要となるサッチング。熊手などでも十分に作業できますが、サッチング用に考えられた道具であれば、より楽にサッチング作業が可能です。そのため、芝刈り機に次ぐ予算をサッチング道具にあてます、

ウルフガルテン ローラー式芝生清掃レーキ UR-M3 7,260円

鋭いとげ状の刃で、芝生の中のコケや取りきれなかった草を除去します。タイヤ付なので作業効率が上がるそうです。

芝生の植えをコロコロと転がすだけでサッチングが出来るのはすごく魅力的ですね。

現在、芝太郎は熊手でサッチングをしています。熊手を使ったサッチング作業はとても体力を使うので、この商品は、芝太郎が今一番ほしい芝生道具です。

なおこの商品は、ハンドルが1,731円が別途必要になるので注意が必要です。

3万円で揃える芝生の手入れ道具まとめ

ここまで、総額:31,101円で揃えられる芝生の道具をご紹介しました。なお、楽天の最安ショップ価格で計算しています。

1,100円ほどオーバーしてしまったのは「ウルフガルテン ローラー式芝生清掃レーキ」は別売りのオプションハンドルが必要であることを後で気づいたからです。でも最安ショップやリアルショップでの購入とかを検討すれば、3万円以下で収まると思います。

このように3万円で揃えられる道具で、芝活をはじめることができます。

芝生の手入れ道具
著者プロフィール

庭で芝生を育てる芝生大好きの芝太郎です。芝生経験は10年目に突入。様々なトラブルを乗り越えながら庭の高麗芝を10年に渡って育てています。
芝活のコンセプトは「お手軽にきれいな芝生を育てる」です。

芝太郎をフォローする
芝太郎をフォローする
芝太郎の芝活ブログ

コメント