こんにちは。芝太郎です。
芝生を我が家の庭に植えたいな〜と思ったときにまず考えるのは、「自分の家の庭に芝生が植えられるのかなぁ?」という疑問ではないでしょうか。
今回は、新築の一戸建て住宅を購入した場合に多い、住宅造成地で庭の土が「山砂」であった場合の、芝生の植え方について考えてみようと思います。
住宅造成地でよく見る黄色い土は山砂です。
山砂とは山で採取した色がやや黄色い砂のことです。造成地の見た目を良くするために宅地の造成に使われることが多いですね。
ネットで調べたところ、粘土質が混ざったものを真砂土(まさつち・まさど)といい、真砂土を水洗いして粘土質を取り除いたものを山砂(やます・やまずな)と呼ぶそうです。そして住宅地では見栄えの良い「真砂土」が使われることが多いそうです。
庭の土が「山砂」なのか「真砂土」なのかを見分けるのって難しいと思いますが、簡単な見分け方法としては、水をかけて手で握っても固まらなければ「山砂」、
ネットリとするようであれば「真砂土」と思ってください。
山砂は芝生の土に最適。山砂の庭は超ラッキー。
庭の土が山砂の場合はラッキーな人だと思います。
山砂の特徴は水はけが良いこと。芝生は水はけの良い土壌でよく育つので、水はけの良い山砂は、芝生の床土として十分に利用できるからです。
ただ、山砂はあくまでも「砂」なので、土が本来もっている栄養分がありません。もちろん肥料の保肥力もありません。そのままでは芝生が元気に育たないことが想像できます。
そこで、ホームセンターに販売されている有機肥料や芝生用の床土を買ってきて混ぜてあげれば、芝生用の土として使用できる土に仕上がります。
真砂土は腐葉土やバーク堆肥を混ぜて芝生用の土として使う
真砂土は山砂に比べて水はけ・通気性が悪いのが特徴です。山砂と同じく、栄養分もありません。そこで、栄養分が豊富で水はけを良くする腐葉土やバーク堆肥を混ぜ込んで通気性をよくすることで、芝生用の土をとして使うことができます。
小石が混ざっている場合は、取り除く必要がある。
注意点としては、山砂でも真砂土でも、小石が混ざっている場合は取り除く必要があることです。ただし、表面だけ小石を取り除くのでも十分だと思います。芝生は小石があっても意外と育つことができるからです。
芝太郎の庭は、外構業者に「山砂(真砂土)を入れてください」と依頼しました。ただ、小石が混ざった山砂だったようで、直径1cm〜5mmほどの小石が多く混ざっていました。この小石を取り除く「ふるい作業」が結構たいへんで、山砂を15cmほど掘り起こして古いにかけて小石を取り除きました。
小石を取り除く理由は、後々の手入れのため。
今考えると、芝生って小石があっても問題なく育つし、小石を取り除く理由は、後々の芝刈り時に芝刈り機の刃を傷めたり、素足で歩くのに痛かったりするだけです。無駄な労力を使用したかもしれません。
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